日が暮れて、煌々と街を照らす明かり。

この景色も、電気を気兼ねせず使えるからこそだよなぁ。

夜の一宮市役所の写真


夏の準備


いきなりの30度越えで、慌てて、クーラーのチェックをした5月下旬。

去年より、娘の部屋用に用意した窓用クーラーも、出番のために、夫に設置してもらいました。

クーラーよし、準備OK。

とはいうものの……。

今年は、これまでよりもいっそう節電を意識した夏になりそうです。


電気代の請求書


連日、値上げのニュースが続いていますね。

この時期は、自動車税、市民税、県民税と、税金の通知書が次々届き、そして、年金減額のお知らせまで届き。

ここのところ、家計に、何一つ明るい話はありません。

そして、電気代までも。

使用量が同じなのに、昨年よりぐんと金額が高くなっています。

内訳のこれって何?


今まで、請求書の内訳には、無頓着だった私も、さすがに昨年との違いを探しました。

あれ?これってなんだ?

電気代の請求書の画像


さっそく、経済産業省資源エネルギー庁のサイトで確認です。


以下、資源エネルギー庁のサイトから抜粋です。

燃料費調整


電気を作るための燃料、原油価格や液化天然ガスなどの価格変動に応じて、電気料金を調整している。(ガソリン価格のように、プラスにもマイナスにも調整される)
2009年度から、制度の見直しで、3ヶ月分の平均燃料価格を毎月反映するようになる。
電気料金の燃料費調整額は、【燃料費調整単価×使用電力量(kWh)】により算出

再エネ発電賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)


再生可能エネルギーで発電された電気は、日々使う電気の一部として供給されているため、再エネ賦課金は、毎月の電気料金とあわせていただいています。
再生可能エネルギーの電気が普及すれば、日本のエネルギー自給率の向上に有効です。エネルギー自給率が向上すると、化石燃料への依存度の低下につながり、燃料価格の乱高下に伴う電気料金の変動を抑えるといった観点から、すべての電気をご利用の皆様にメリットがあるものだと考えています。

2009年から始まった「太陽光発電余剰電力買取制度」。

2012年から、FIT制度に統合されて、再生可能エネルギー(太陽光発電システム)を設置する一般家庭が一気に増えました。

発電の普及が進んだことで、電力の買い取り金額は増加の一途をたどり。

ということは、再エネ賦課金を支払う私たちの負担が大きくなったっていうことです。

10年間、固定で買取りする約束だから、毎年毎年、階段式にその負担は増え続けます。

政府は、2017年に、この制度を一部改正。

今年2022年の4月からは、事業者が売電事業に参入しやすくした、新たなFIP制度(Feed in Premium)が始まり……。

と、この件について、調べてみたものの、エネルギー問題って、複雑です。

今回理解したこと


同じ使用量でも、原料が高騰すれば、その分電気代も高くなり  再エネ発電賦課金は、しばらく続くってこと。

確かに、請求書は、燃料費調整欄の数字が、昨年はマイナスです。先月は、その部分がプラス数字になり、請求はその分高額になっていたのでした。

今後、基本料金や、従量料金単価の値上げもあるかもしれません。

資源がないという日本の弱点が、そのまま電気代に現れたってことですね。

今の世界情勢ではしかたないとは思うけれど、どんどん値上りは、困ってしまいます。

電力会社を選ぶ時代


2016年4月から始まった、家庭向けの「電力小売りの自由化」で、私たちの負担は減ったのかしら?

今年に入ってから、新電力会社の倒産が相次いでいます。

我が家も新電力会社を利用中で、不安です。

選んだ電力会社で、電力供給に不安を持たなくちゃならない時代。

節電だけ考えていればよい時代でもなさそうです。


不安な夏


今年の夏の3カ月予報によると、平年並みか、暑くなる確率、70%~80%💦

政府からは、節電の要請も出されました。

この夏 7年ぶり全国に節電要請 需給ひっ迫で「注意報」新設も | NHK

暑さには強い私ですが、今年の夏は、不安材料がいっぱいです。

夫の体力も心配だし、何か良い策を見つけなくては。

良いアイデアがあったら、教えてくださいね。

それでは、またね。チョークディナカー

今日も最後まで読んでくださってありがとう!




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