ランブータンの写真

ンゴ
ランブータン

一房 30バーツ
甘くて 新鮮

時折届く、息子からの写真を確認しては、「あぁ、よかった、息子は無事」とホッとして、その場所に自分はいないことがちょっぴり悲しい私がいます。

この2年余り、二つの国に住んでいるような気持ちです。

どちらが良い悪いという話ではなく、それぞれの違いからいろいろなことを考えます。


タイと日本と違うこと


タイでは感染者が出ると、その人の行動の詳細が、タイムラインで公表され、何時にマッサージ屋に行き、どこで買い物をして、何時にどこで飲んだのかなどの情報が詳細に発表されていました。

日本で発表される情報は、年代、性別の情報くらい。情報が少ないから、私は、かえって不安がましていました。

感染してしまった人のタイムラインを見れば、どんな場所やどんな行動に気をつければよいのか参考にできるし、自らの行動のヒントになるのにな……。

スーパーの店内の写真

スーパーの店内の写真

上の写真2枚は、まだ、それほど感染者が出ていない時期に、息子から届いた写真です。

この対策の徹底ぶりを見て、日本とは違うぞ、向き合う温度差を感じていました。

今も、チェンマイは、サービス関連産業、娯楽施設の閉鎖と、厳しい規制が行われています。入県規制も行われているので、国内移動も簡単にできません。

危機感を煽るがごとく、ずらりとベットが並んだ患者用収容施設が用意されたことを放映し続けるタイのニュース。

新聞、テレビなしの生活で、私が、ネット情報から気にしてみるのは、タイの方が多いかもしれません。

日本とタイのワクチン接種


日本に住む私


毎日、電車通勤する娘のことも、抗がん剤治療中の夫のことも、自分のこと以上に心配でした。

ワクチン接種によって起こるかもしれない、この先のリスクより、目の前の感染リスクのほうが、上回っているという判断をして、ワクチン接種に臨みました。




この記事を書いた後、私も2回目の接種を済ませ、日本にいる家族全員、フルワクチンとなりました。

mRNAワクチンを、無料で2回、打ってもらえる国って、きっと少ないことでしょう。

チェンマイに住む息子


ワクチン接種のため、息子もあちこち手を尽くしたようです。

とはいえ、タイ国内では、ワクチン接種はなかなか進んでいないようですし、外国人となると、いろいろな壁もあったようです。

シノバックかアストロゼネカ製かという選択の中で、後者希望で探していたようです。

彼から、2,000バーツで予約できたが、いつ打てるかは、まったく未定との連絡があり、先日までまったく進展はなしでした。

在外邦人のワクチン接種


海外在留邦人等向けワクチン接種事業開始。

8月に入って、海外に住む日本人で、日本に住民票がない日本人は、一時帰国して成田空港で、ワクチン接種ができるようになりました。

しかし、息子は、今、日本に戻ったら、タイに再び行くことが難しくなるため、日本一時帰国は考えていないようでした。

その後、バンコクの病院で、在タイ日本人のワクチン接種ができることになり、予約も始まりました。

8月中旬からは、チェンマイの病院でも、ワクチンの予約が可能となりました。

「ワクチンの件どうなった?」と、確認したい気持ちをぐっと抑える私。

先日、突然「今日、今からワクチンうつことになったんで」とのLINE連絡が入りました。

うーん。なんだかすごくタイっぽいなぁ。

その日、どうやら無事に、1度目のワクチン接種ができたようです。

副反応も軽く済んだようで、まずはひと安心です。

ワクチン接種で、副反応が発生しても、タイ政府からは補償の対象外。一方、海外の予防接種の副反応の治療費等は、日本政府からも救済されません。

自分で選んだ道とはいえ、最悪を考え、自分で保険を用意し、ワクチン接種に臨んだわけなので、私の場合とは、大違い。

2回目の接種は、数カ月先の予定とのこと、日本がいかに恵まれているのかを感じます。

シノバックとアストロゼネカの混合ワクチン?とか、タイのニュースにハラハラする日々は、まだ続きそうです。

収束が早いのは日本かタイか?



(2021.8.26)ジョンズホプキンス大学 システム科学工学センターのサイトより。

Thailand(感染者数 | 死亡数)

28-Day: 557,123 | 5,524

Totals: 1,102,368 | 10,085


Japan(感染者数 | 死亡数)

28-Day: 461,007 | 627

Totals: 1,369,091 | 15,768



ずっと感染拡大を抑えてきたタイでしたが、デルタ株でいっきに急増してしまいました。

現在、日本もタイも、同じく大きな波の中にいます。

ワクチン接種率が1割に満たないタイ。

強い規制と徹底した検査と収容で、感染を防ごうとしているのでしょうか?

日本からそれを眺めている私には、観光国としてコロナ禍を生き残るため、サンドボックスを始めたりと、試行錯誤しているように見えています。

いろいろな多くの問題を抱えた国ですし、簡単には戻っていかないでしょう。

私が生きているうちに何とか。🙏

一方、2回目のワクチン接種を終えた人が4割を超えた日本でも、入院できずに自宅待機中に亡くなったというニュースを連日聞く日々になってしまいました。

そんな中で、オリンピックやパラリンピックが行われていることが不思議なのですが、明日から、愛知県は、何度目かの緊急事態宣言下に入ります。

できることを黙々とやるしかない。

日々科学は進化していますので、明日、次の手が生まれるかもしれません。

それに期待しつつ、私はできるだけ家にこもって過ごします。

それでは、またね。チョークディナカー

今日も最後まで読んでくださってありがとう!



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