人生のゴール 違うゴールになったとしてもマンペイライ
あまりに良いお天気で、夫を誘って、近所を散歩してきました。
夫の退院後、特に今は、外出を控えているので、久しぶりのふたりでの街歩きです。
最近は、私自身も、歩くことがめっきりと減り、お互いが、目に見えての足腰の衰えを実感するお出かけになりました。
「最後まで、自分の足で歩こう」を目標にしていた私たちにとって、ショックで困った問題です。
長い人生、いったん第二の人生に入ることをゴールとした時、人それぞれなので、生涯現役と考える人もいるし、今流行りのFIREで早期リタイア、30代で現役引退を考えている人もいます。
あまり計画的ではなかったにせよ、私たち夫婦も、漠然と夫の定年を現役引退時期とし、そこからは、第二の人生、隠居生活に入るつもりでなんとなく準備してきました。
50代は、JRや名鉄主催のウォーキング大会、ツーデーウォーキングへの参加で、20キロぐらいなら歩ける体力の下地を作りました。
自転車で往復2時間かけて、マッサージスクールに通ったり、その体力が今となってはうらやましい。
夫が60代に入ってからは、何十キロも歩くことはなくなり、ひと駅歩いて買い物に出かけたり、4キロぐらいの距離なら歩けるという体力を維持していました。
最近は、ほとんど歩かなくなったため、2キロ歩くのが、やっとになってしまいました。
4月から、これより体力は落とさないように、少しずつ歩く機会を増やしていこうと夫と話したところです。
薬の副作用も考えると無理はできませんが、治療も体力勝負だとのことで、これから時間ができる分、余裕をもって取り組んでいけると思います。
「退職後は、日本一周、あちこち旅をしよう」と、そんな隠居生活を夢見ていた時代もありました。
自家用車はあって当たり前、今は信じてもらえない私ですが、雪道を乗りこなしていた時代もあるのです。
当たり前を手放すこと、運転するということに関しては、この先誰もが、それを考える時期がやってくる問題です。
私の父も、自分に自信がなくなる前に、運転免許を返納し、今、通院にはタクシーを使って行っているそうです。
夫が、通勤することがなくなった後も、まだしばらくは、自家用車を手放さないでしょうが、ずっと出番は少なくなっていくことでしょう。
最終的には、車のない生活になります。
出かけられる場所は、ぐっと少なくなります。寂しくなるでしょうか?
ネット社会のこの時代、きっとなんとか楽しくやっていけるでしょう。
今の住まいは、車がなくても困らない場所という条件で探しました。定年を前に引っ越した住まいです。
駅、デパート、スーパー、病院、警察署、市役所。生活に必要な場所は、すべて徒歩で行くことができます。
夫の仕事先と、娘の仕事先、どちらにも遠い中間地点です。
この先、もしかしたら、また違う場所で暮らし始めることになるのかもしれません。
思えば、人生に1回と言われる買い物を2度もして、結局根無し草。
計画性ないねって言われても仕方ありません。身軽なのが性に合っているのでしょう。
家という建物が安住の地にはならず、「その人がいる」ことを求めていたのだと気がついたので、今のような暮らしでも不安はありません。
どこに暮らしても、なんとかなるような気がしています。
一緒に出掛ける意味がある?って思ったこともあります。
花を見ては立ち止まり、空の雲を見上げては立ち止まり、きょろきょろとあたりを見回しながら撮影して歩く私。
花や空、撮影することに全く興味のない夫。
夫が何を考えているのかいまだにわかりません。(彼いわく、何も考えていないそうです。)
文句も言わずに、私を待っていてくれるだけマシなのか?!って、やっと、そう思えるようになりました。
37年も夫婦をやっていますが、残業、出張、そして単身赴任生活でほとんど家にいない夫で、ぎゅっと縮めたら、何年間になるのかな?
定年後の再就職で、ようやく、一緒にチェンマイに行ったりする余裕が出てきて、楽しい5年間でした。
肝心なことを言わない夫に、腹が立つこともあります。あちらはあちらで、ずっと話しかけてくる私に辟易としていることでしょう。
私のしたいこと、夫のしたいこと、それぞれ違うようですし、まぁ、ここまで来たら、腐れ縁、最後までお付き合いいただきましょう。
第二の人生に入ることをゴールとしましたが、その先も人生は続きます。
この世とお別れする時が、本当の意味での上がりなのでしょう。
何度も目指すゴールは変わります。
何もなければ今頃、チェンマイに行く準備をしていたのかもしれません。
思いもかけない展開で、私は行き先を見失ってしまいました。
おかげで、もう一度立ち止まり、足元を見つめ直し、行き先を見直しています。
先のことはわからない。けれど、きっと大丈夫。
ゴールを目指して、今を楽しもう。
夫の退院後、特に今は、外出を控えているので、久しぶりのふたりでの街歩きです。
最近は、私自身も、歩くことがめっきりと減り、お互いが、目に見えての足腰の衰えを実感するお出かけになりました。
「最後まで、自分の足で歩こう」を目標にしていた私たちにとって、ショックで困った問題です。
長い人生、いったん第二の人生に入ることをゴールとした時、人それぞれなので、生涯現役と考える人もいるし、今流行りのFIREで早期リタイア、30代で現役引退を考えている人もいます。
あまり計画的ではなかったにせよ、私たち夫婦も、漠然と夫の定年を現役引退時期とし、そこからは、第二の人生、隠居生活に入るつもりでなんとなく準備してきました。
私たち夫婦の目指した老後生活とは
生涯自分の脚で歩いて暮らす
50代は、JRや名鉄主催のウォーキング大会、ツーデーウォーキングへの参加で、20キロぐらいなら歩ける体力の下地を作りました。
自転車で往復2時間かけて、マッサージスクールに通ったり、その体力が今となってはうらやましい。
夫が60代に入ってからは、何十キロも歩くことはなくなり、ひと駅歩いて買い物に出かけたり、4キロぐらいの距離なら歩けるという体力を維持していました。
最近は、ほとんど歩かなくなったため、2キロ歩くのが、やっとになってしまいました。
4月から、これより体力は落とさないように、少しずつ歩く機会を増やしていこうと夫と話したところです。
薬の副作用も考えると無理はできませんが、治療も体力勝負だとのことで、これから時間ができる分、余裕をもって取り組んでいけると思います。
自家用車に頼らない暮らし
「退職後は、日本一周、あちこち旅をしよう」と、そんな隠居生活を夢見ていた時代もありました。
自家用車はあって当たり前、今は信じてもらえない私ですが、雪道を乗りこなしていた時代もあるのです。
当たり前を手放すこと、運転するということに関しては、この先誰もが、それを考える時期がやってくる問題です。
私の父も、自分に自信がなくなる前に、運転免許を返納し、今、通院にはタクシーを使って行っているそうです。
夫が、通勤することがなくなった後も、まだしばらくは、自家用車を手放さないでしょうが、ずっと出番は少なくなっていくことでしょう。
最終的には、車のない生活になります。
出かけられる場所は、ぐっと少なくなります。寂しくなるでしょうか?
ネット社会のこの時代、きっとなんとか楽しくやっていけるでしょう。
条件にあう場所を探して暮らす
今の住まいは、車がなくても困らない場所という条件で探しました。定年を前に引っ越した住まいです。
駅、デパート、スーパー、病院、警察署、市役所。生活に必要な場所は、すべて徒歩で行くことができます。
夫の仕事先と、娘の仕事先、どちらにも遠い中間地点です。
この先、もしかしたら、また違う場所で暮らし始めることになるのかもしれません。
思えば、人生に1回と言われる買い物を2度もして、結局根無し草。
計画性ないねって言われても仕方ありません。身軽なのが性に合っているのでしょう。
家という建物が安住の地にはならず、「その人がいる」ことを求めていたのだと気がついたので、今のような暮らしでも不安はありません。
どこに暮らしても、なんとかなるような気がしています。
お互い自分のしたいことをしながら暮らす
一緒に出掛ける意味がある?って思ったこともあります。
花を見ては立ち止まり、空の雲を見上げては立ち止まり、きょろきょろとあたりを見回しながら撮影して歩く私。
花や空、撮影することに全く興味のない夫。
夫が何を考えているのかいまだにわかりません。(彼いわく、何も考えていないそうです。)
文句も言わずに、私を待っていてくれるだけマシなのか?!って、やっと、そう思えるようになりました。
37年も夫婦をやっていますが、残業、出張、そして単身赴任生活でほとんど家にいない夫で、ぎゅっと縮めたら、何年間になるのかな?
定年後の再就職で、ようやく、一緒にチェンマイに行ったりする余裕が出てきて、楽しい5年間でした。
肝心なことを言わない夫に、腹が立つこともあります。あちらはあちらで、ずっと話しかけてくる私に辟易としていることでしょう。
私のしたいこと、夫のしたいこと、それぞれ違うようですし、まぁ、ここまで来たら、腐れ縁、最後までお付き合いいただきましょう。
ゴールを迎えるまで一緒に楽しく暮らす
第二の人生に入ることをゴールとしましたが、その先も人生は続きます。
この世とお別れする時が、本当の意味での上がりなのでしょう。
何度も目指すゴールは変わります。
何もなければ今頃、チェンマイに行く準備をしていたのかもしれません。
思いもかけない展開で、私は行き先を見失ってしまいました。
おかげで、もう一度立ち止まり、足元を見つめ直し、行き先を見直しています。
先のことはわからない。けれど、きっと大丈夫。
ゴールを目指して、今を楽しもう。
チェンマイに、綿毛のように飛び立てますように。🙏
それでは、またね。チョークディナカー
それでは、またね。チョークディナカー
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