検査は続くよ
2021年のカレンダーが並んでいるのを見かけました。えー、もうそんな時期…。😮
残りが少なくなった今年のカレンダーを見ながら、新型ウイルスで自粛生活を送っていた日々が、ずいぶん遠くの日々のように思えてきました。まだ、収束しているわけではないのですが、ほかのことで頭がいっぱいになっているせいですね。
日本では、2人に1人はがんになり、年間37万人以上の方が、がんで亡くなっています。悲しいことですが、私の知り合いにも、若くしてその中のひとりになってしまった人たちもいます。
がんという病は、珍しいものではない。ですが…。
いざ、家族にがんが見つかったら、その日から世界が一変してしまう。その立場になって、初めてその意味が理解できました。
息子から送られてきたチェンマイの虹の写真 |
退院してから4日後、手術後の抜糸と診察があり、5㎝程の取った肺の生検により、肺がんステージⅣであることが夫に告げられました。
私は、がんと聞くのは2回目にも関わらず、胸が苦しくなり、先生から視線を外し、横に座る夫へと向けました。初めてがんと聞くはずの夫の方が、冷静に先生の話に耳を傾けています。
でも、この日から、夫と情報が共有ができたことで、私は気持ちが少し楽になりました。
今後は、呼吸器内科での薬物療法を行うことになります。
次回の内科診察の予約をして、この日は終了。
内科診察の日、原発は肺左上葉、肺腺がんのステージⅣであるとの診断結果の報告、さらに病理診断でがん細胞の遺伝子検査に進むことになりました。
検査、検査が続きますね。
検査だけで体調が悪くなってしまうのではないかと心配になってきました。
ところで、昨年末から始めたバレットジャーナル、このタイミングで出会っていた不思議を感じています。
家族の記録ページを作り、夫の上腕骨折の日付や、甲状腺手術の日付も、まとめてあったのです。これが、今回とても役立ったのです。
「万事、順番通りうまくいっています。」これもまたネットで拾った言葉ですが、そうだといいなと思ったりしています。
それではまたね。チョークディナカー
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