「ぎをきしかゅっせ」

「あっごをゆな」

は、なんて言っているかわかりますか?

桜島
桜島


「つくえつって!」

「まわしすんだ?」

は、どうでしょう?

金華山
金華山


「おっかっかってください」

「なじらね?」

・・・・・・

万代橋
萬代橋

えっ、もういいですか?😅

私が、初めて言葉が通じなくて、カルチャーショックを受けたのは、小学生の時。
「髪の毛をけずった」が通じなかった💦
父親が、辞書に載っている言葉だって言い返せと言ったことを未だに覚えています。

言葉だけじゃなくって、「在所に行く」って友だちが話していて、親の実家や親戚が近いことに驚いたり、給食で出てくる味噌の色に驚いたり。

まぁ、小学生時代に自分と周りが違うことにいろいろと戸惑うわけですが、この経験が今の自分を形成してきたところはあるなって感じてます。

大学名「しんだい」は、信州大学?それとも新潟大学?
「めいだい」は、明治大学?名古屋大学?

お醤油は甘い?お味噌は?

方言も略語も味覚も、外に出てみて初めて通じない・違うことに気がつきます。
それ変って言われると、なんだか、自分を否定されたような気持ちにもなりますが、そう言っている人はたぶん知らないだけなのです。

大抵は、それは方言なんだな、地域限定の略語なんだな、いろんな味があるなってお互い理解しあえるものですが、中には、そうじゃない人もいるんですよね。

案外、表面上はわからないけれど、内面が一律主義の人も多いです。

こういった自分の生きてきた世界が正解!みたいな人が私は苦手なので、一度だけ意地悪をしたことがあります。

入院中、隣のベットのおばあさんにです。ごめんなさい。🙇‍♀️

方言でお話をしてくださるのをわからないまま適当にお返事して、ずっとお相手していたのですが、ある日とうとう言ってしまったのです。

「ごめんなさい。何ておっしゃっているのか、わかりません。」

たぶん、そんなことを言われたのは人生初だったんでしょう。

お怒りになられたようで、先に退院されて行かれるまで、完全に無視されるようになりました。

お見舞いに来る娘さんとお嫁さんに対しての態度が、あまりに違うのでムカムカしてました。私も体調が悪かったせいだと思いたい…。

まさか自分が、方言を話しているとは思ってなかったのかな?

私の祖母たちは、方言だと理解していて、それなりに話してくれていました。

これだけ、情報が多い時代でも、多角的には見られない人もいる。

自分のものさしは大切ですが、他人とは目盛りが違うことも理解していないと間違います。

最近よく聞く同調圧力?

ワンチームとか、負けるながんばろう日本って言葉も苦手です。

〇〇だから、〇〇はあたりまえ。

あたりまえがよくわからない私。

タイに惹かれるのは、最初から違うのが前提だからかもしれませんね。

こんなことばかり言っているから、頑固ばあさんって言われるのかな?🙄


最初に書いた言葉の答えあわせ

「ぎをきしかゅっせ」口答えをぬかすな「あっごをゆな」屁理屈をいうな
鹿児島弁 私は親によくこう言われました。

「つくえつって」机を運んで!「まわしすんだ?」用意はすんだ?
岐阜弁 学校で覚えた言葉

「おっかっかってください」寄りかかってください「なじらね?」ご機嫌いかが?
新潟弁 美容院で???ってかたまりました。

それでは、またね。
チョークディナカー!