ウイルス対策と生活不活発病
駅の大提灯七夕飾りが、一段とグレードアップされていました。
例年通りであれば、一宮の七夕まつりまで1週間、出歩く日も多かったことでしょう。
そんなことを思いながら、予約した歯医者に行くために、電車に乗り込みました。
久しぶりに見る風景です。
思えば、半年ぶりの乗車。
駅に到着すると、暑さの中で駅前の信長像が、マスク姿で立っていました。
目的地に向かう途中、階段を前に、登れる気がしない。エスカレーターを探しての移動となりました。
家籠りの生活で、思った以上に私の筋力はずいぶん衰えています。
サルコペニア、ロコモティブシンドロームという言葉が、頭をよぎりました。
サルコペニア…筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態
ロコモティブシンドローム…筋肉だけではなく、運動器、骨、関節、軟骨、椎間板に障害が起こり、日常生活に支障が生じてくる状態
最初は、階段が登れないから始まり、最終的には寝たきりになってしまうかもしれません。
昨日できなかったことができるようになるのではなく、昨日できたことができなくなっていくのですから、老齢になればなるほど、筋力アップよりも、保つことが重要になってきます。
今まさに、外出を控えて、人と会うことを避けての生活をしています。
生活不活発病チェックリストで、確認してみると、要注意に当てはまることがありました。
私はまだ、国から高齢者と呼ばれる年齢ではありませんが、今のような状態を続けてしまったら、そう呼ばれる前に歩く筋力がなくなってしまうかもしれません。
数年後が恐ろしくなってきました。
コロナ禍の中で引きこもることが苦にならない=この禍を乗り越えられるということではないということを実感した日になりました。
目に見えないウイルスに対しては、どんなに万全に対策を取ったと思っていても、それを避けられない場合もあります。
とはいえ、患者数増加のニュースを見たり、熱中症注意報を聞くと、無理はしない方が良さそうです。
何かできることからやってみようと思います。
それでは、またね。
チョークディナカー!
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