一宮市の謎がまたひとつ解けた
先生はフェイスシールド、私たちはマスク着用、窓は全開、隣の人とマットは2メートル離すという感染予防対策の中で、今日から、タイヨガ教室が再開されました。
閉鎖前の最終日は、参加者数人、今回の教室申込日には、4人しか申し込まなかったので、再開危うしと思っていたのですが、蓋を開けてみれば、なんと、密になりそうな満員御礼。
今朝申し込んだという方もいたくらいなので、直前までみなさん悩まれての参加でしょう。
先生の誘導の中、みなさんと一緒にするタイヨガ(ルーシーダットン)は、家でひとり行うのとは違って、時間が経つのが早いです。参加してよかったな。
そうそう、今日は、一宮の謎について書くつもりでした。
みなさんは、知らない場所に来て、地元の人しか知らない場所とか気になりませんか?
私は、地元民にという言葉に憧れがあるからかもしれませんけど、その土地にずっと伝わって来たものとか、大切にして来たものにとても興味があります。
前を通るたびに、ずっと気になっている場所がありました。
教室がある建物の近くに、いつも、お線香が焚かれている小さな祠があるのです。
お年寄りが熱心に手を合わせているし、手入れも良く行き届いています。
地元の方には有名な場所なのかもしれない。何も書かれていないけどと、ずっと気になっていました。
今日、「一宮 地蔵尊」って検索してみたんです。
そしたら、グーグル地図に、延命神社(ぽっくり地蔵)って出てくるじゃありませんか!
今度は、「一宮、ぽっくり地蔵」と検索してみると、
一宮市観光協会のページにたどり着きました。
最初は「延命地蔵」と呼ばれ、病気平癒を祈る人が多かったそうですが、お地蔵さんの世話をしていた何人かのお年寄りが寝込むことなく亡くなったことから、「ぽっくり地蔵」とも呼ばれています。今では、子供の幸せを願う人や、受験の合格を祈る人もいるそうです。
って、私が知りたかったことが、ずばりと書かれていました。
地蔵尊とは、地蔵菩薩のことで、お釈迦さまが亡くなられてから、56億7千万年後に弥勒菩薩が現れるまでの間、すべての生き物を救うといわれている菩薩さまのこと。
お姿を外から見ることはできませんが、きっとこの祠の中にいらっしゃるのでしょう。
町内会が管理しているそうで、いつも、きれいなわけも、お年寄りに人気のスポットだった理由も分かりました。
日本各地に、コロリ、ピンコロ、ぽっくりを願う場所はあるそうですが、まさか、こんな近くに「ぽっくり」をお願いできる場所があったとは。
地元民のための地蔵尊なので、敢えて広くは口外しないでいるのかもしれません。
もしかしたら、一宮に来て5回目の夏、お地蔵さまに、少しは認めてもらえたのかもしれませんね。
今日は、謎解きの答えが見つかって、ちょっとスッキリです。
今までも、前を通る時にはご挨拶はしてたんですが、今度からここを通る時には、熱心にお願いして帰ろうと思います。
それでは、またね。
チョークディナカー!
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