タイの塩の添加物?
以前、タイの市場で、塩を購入したことがあって、その時に、あれ?と思ったことがありました。
検索してみたら、私が購入した種類と思われるお塩を見つけました。
リンク先はThailandのサイトです。
私があれ?っ思ったお塩はこんなパッケージでした。
Card
【追記】すみません!
どうやら、↑ タイのリンク先は移動してしまったようです。( TДT)ゴメンヨー
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「Iodine」を調べると、これは、ヨウ素って意味でした。
ですので、IODIZED SALTは「ヨウ素を添加した塩」ってことらしいです。
塩にヨウ素プラス?ヨウ素添加塩?
それってどういうこと?
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ところで、ヨウ素って何でしょう?
さっそく、Wikipediaさんに、聞いてみました。
えっと・・・・・・。(´ε`;)ウーン…
ヨウ素(ヨードとも言う)
そういや、そんな商品名の卵がありましたね。○○○卵・光?
転んで擦り傷作るとヨードチンキ、喉が痛くなるとルゴール液、よく塗られたもんです。
今の若い人は知らないかな?(;´∀`)
あんまり愉快な話ではありませんが、原子力発電所の事故が起った場合に配られるヨウ素溶剤。
私が、ヨウ素という言葉が気になったのは、甲状腺に病を持つ家族がいるからかも知れません。
甲状腺ホルモンとヨウ素に関係があることは、以前から知っていました。
甲状腺にトラブルがある場合、摂取について少し注意が必要なのです。
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甲状腺ってどこにある?
甲状腺は、下の写真の場所、のどぼとけの下にあります。
普段は目立つことはありませんが、大きく腫れたりすると、外からもわかるようになります。
甲状腺からは、甲状腺ホルモンというホルモンが出ています。
このホルモンは、脳や器官を成長させるホルモンであり、新陳代謝を促すためにとても大切なホルモンです。
「からだの組織を作る材料、からだを動かすエネルギー源を作る、それらを活発にする役割」なので、からだ全てに影響してくるものなのです。
甲状腺の病気については、今回は説明しませんが、甲状腺に異常があって、ここから出るホルモンが過剰になったり、反対に不足してしまっても問題が起こります。
暑がりになったり、寒さに弱くなったり、このホルモンが過剰に出ている場合には、100m走をずっと続けているようなものだと聞いたこともあります。
反対に不足すると、生きる気力がない、元気がない、物忘れがひどくなるなど、認知症と間違われる場合もあるそうです。
ホルモンって、1gの100万分の1とかの単位、微量なヤツなのに影響が大きいのだ!
甲状腺ホルモンは、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして、甲状腺が作っています。
何となく、ヨウ素→甲状腺→甲状腺ホルモンの関係がわかりましたね。
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ヨウ素をなぜお塩に入れているのか?
日本は、海に囲まれているので日本の土はヨウ素が含まれています。日本人は、ワカメ、昆布など、ヨウ素をたっぷり含んだ海藻類を食べたり、その土で育つ食物を食べているので、ヨウ素が不足することはあまりないそうなのです。
ですが、海が近くにない国では、日本のようにヨウ素を含んだ食物が身近にないため、意識しないと不足することがあるそうなのです。
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』「統合医療」情報発信サイトによると、
とあります。
ヨウ素が不足すると、当然、甲状腺ホルモンは作れません。
私が購入した、ヨウ素添加塩がタイの市場に並んでいた理由はこれだったのでしょう。
だけど、ヨウ素を多く取りすぎても、甲状腺ホルモンは作れなくなるので、(脳下垂体からホルモンを作れという命令が来なくなる)、多く取ればよいかというとそういうことでもありませんよ。
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日本では、食品衛生法上、ヨウ素を添加することが認められていないので、お塩にヨウ素を添加することはありません。
海外のお塩は、入っているものと入ってないものがあるので、どちらかな?ってちゃんと見なくっちゃね。
※調べたら、日本に、ヨウ素を添加した食用のお塩は、輸入禁止みたいです。
公益財団塩事業センターFAQより
海外のお塩を使う時は、「IODIZED SALT」の記入があるかどうかを見るって、頭の隅っこで覚えておくといいかなって思いました。
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お塩は、私たちが日常摂取するものです。
昨年は、上記のような「マイクロプラスティックが塩に含まれていた」という衝撃的なニュースもありました。
自分が、自分の家族が、何を食べているのかを気にしてみる。
あんまり、神経質になることはないのでしょうが、今回のお塩の件のように、ちょっぴり気にしてみるってことは、大事なことですね。
それでは、また。
チョークディ!
パッケージに IODIZED SALT(เกลือเสริมไอโอดีน)って書いてあったのです。今日は、その記憶を辿ってみます。
■ヨウ素添加塩?
リンク先はThailandのサイトです。
私があれ?っ思ったお塩はこんなパッケージでした。
Card
【追記】すみません!
どうやら、↑ タイのリンク先は移動してしまったようです。( TДT)ゴメンヨー
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■IODIZED SALT?
ですので、IODIZED SALTは「ヨウ素を添加した塩」ってことらしいです。
塩にヨウ素プラス?ヨウ素添加塩?
それってどういうこと?
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■ヨウ素って?
ところで、ヨウ素って何でしょう?
さっそく、Wikipediaさんに、聞いてみました。
ヨウ素は、原子番号 53、原子量 126.9 の元素である。
元素記号は I。あるいは分子式が I₂ と表される二原子分子であるヨウ素の単体の呼称。
ハロゲン元素の一つ。分子量は253.8。融点は113.6 ℃で、常温、常圧では固体であるが、昇華性がある。固体の結晶系は紫黒色の斜方晶系で、反応性は塩素、臭素より小さい。~
~単体のヨウ素は、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されている。
元素記号は I。あるいは分子式が I₂ と表される二原子分子であるヨウ素の単体の呼称。
ハロゲン元素の一つ。分子量は253.8。融点は113.6 ℃で、常温、常圧では固体であるが、昇華性がある。固体の結晶系は紫黒色の斜方晶系で、反応性は塩素、臭素より小さい。~
~単体のヨウ素は、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されている。
えっと・・・・・・。(´ε`;)ウーン…
ヨウ素(ヨードとも言う)
そういや、そんな商品名の卵がありましたね。○○○卵・光?
転んで擦り傷作るとヨードチンキ、喉が痛くなるとルゴール液、よく塗られたもんです。
今の若い人は知らないかな?(;´∀`)
あんまり愉快な話ではありませんが、原子力発電所の事故が起った場合に配られるヨウ素溶剤。
私が、ヨウ素という言葉が気になったのは、甲状腺に病を持つ家族がいるからかも知れません。
甲状腺ホルモンとヨウ素に関係があることは、以前から知っていました。
甲状腺にトラブルがある場合、摂取について少し注意が必要なのです。
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■甲状腺?
甲状腺ってどこにある?
甲状腺は、下の写真の場所、のどぼとけの下にあります。
普段は目立つことはありませんが、大きく腫れたりすると、外からもわかるようになります。
甲状腺の位置 |
甲状腺からは、甲状腺ホルモンというホルモンが出ています。
このホルモンは、脳や器官を成長させるホルモンであり、新陳代謝を促すためにとても大切なホルモンです。
「からだの組織を作る材料、からだを動かすエネルギー源を作る、それらを活発にする役割」なので、からだ全てに影響してくるものなのです。
甲状腺の病気については、今回は説明しませんが、甲状腺に異常があって、ここから出るホルモンが過剰になったり、反対に不足してしまっても問題が起こります。
暑がりになったり、寒さに弱くなったり、このホルモンが過剰に出ている場合には、100m走をずっと続けているようなものだと聞いたこともあります。
反対に不足すると、生きる気力がない、元気がない、物忘れがひどくなるなど、認知症と間違われる場合もあるそうです。
ホルモンって、1gの100万分の1とかの単位、微量なヤツなのに影響が大きいのだ!
甲状腺ホルモンは、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして、甲状腺が作っています。
何となく、ヨウ素→甲状腺→甲状腺ホルモンの関係がわかりましたね。
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■添加する訳
ヨウ素をなぜお塩に入れているのか?
日本は、海に囲まれているので日本の土はヨウ素が含まれています。日本人は、ワカメ、昆布など、ヨウ素をたっぷり含んだ海藻類を食べたり、その土で育つ食物を食べているので、ヨウ素が不足することはあまりないそうなのです。
ですが、海が近くにない国では、日本のようにヨウ素を含んだ食物が身近にないため、意識しないと不足することがあるそうなのです。
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』「統合医療」情報発信サイトによると、
米国やカナダをはじめとする70カ国以上で、ヨウ素添加塩プログラムが実施されている。その結果、北米および南米では世帯数のほぼ90%、また欧州および東地中海地域では50%未満と幅はあるものの、世界中の約70%の家庭でヨウ素添加塩が使用されている。
とあります。
ヨウ素が不足すると、当然、甲状腺ホルモンは作れません。
私が購入した、ヨウ素添加塩がタイの市場に並んでいた理由はこれだったのでしょう。
だけど、ヨウ素を多く取りすぎても、甲状腺ホルモンは作れなくなるので、(脳下垂体からホルモンを作れという命令が来なくなる)、多く取ればよいかというとそういうことでもありませんよ。
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■結論
海外のお塩は、入っているものと入ってないものがあるので、どちらかな?ってちゃんと見なくっちゃね。
※調べたら、日本に、ヨウ素を添加した食用のお塩は、輸入禁止みたいです。
公益財団塩事業センターFAQより
海外のお塩を使う時は、「IODIZED SALT」の記入があるかどうかを見るって、頭の隅っこで覚えておくといいかなって思いました。
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お塩は、私たちが日常摂取するものです。
昨年は、上記のような「マイクロプラスティックが塩に含まれていた」という衝撃的なニュースもありました。
自分が、自分の家族が、何を食べているのかを気にしてみる。
あんまり、神経質になることはないのでしょうが、今回のお塩の件のように、ちょっぴり気にしてみるってことは、大事なことですね。
それでは、また。
チョークディ!
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